Kissing blue memories

Aki-hito2006-07-12


暑い日々が続くけど、ようやく梅雨も終わりを告げ始めたのか気持ちの良い暑さを感じる毎日。

毎日の行動に変わりはなく、まずは決められた事、言われた事をしっかりとこなす事に精一杯な毎日。

それでも営業という職業柄、同じ仕事は二度とない、その都度新鮮な瞬間が待っている。

まだまだ営業を始めて数日しか経過していないけれど、自分なりに前の日よりも結果を出すにはどうすればいいのかを模索する日々。

営業に決められた形はないから、自分なりのスタイルを完成させるにはどうしたらいいのか毎日試すのは大変だけど、とてもやりがいがあって面白い仕事だと思う。

日々200件以上の家を訪問して、50件以上電話をかけてを繰り返しても話を聞いてくれる家が一件あるかどうかだけど、そうやって自分が営業したお客様の中から、自分の営業によって展示場を訪問してくれるお客様も現れてくれて本当に嬉しい。

まぁ営業は結果を出してこその仕事なのでこの程度で満足していてはいけないのだけど。

それでも自分の言葉によって誰かの心を動かす事が出来たのは事実で、自分も捨てたもんじゃないなと思う。

少しでも興味を持ってくれたお客様とこれからどう繋がりを深めていくのか、試行錯誤しながらまた明日から一週間を過ごしていかなきゃならないなぁ…なんて事を考えながら過ごした休日。

仕事の事ばかり考えているわけでもなく、しっかりと自分が自分である為の時間だって忘れていない。

「仕事が趣味です」という人が居るけど、僕はそうは思えそうにない。

仕事をするのは自分がやりたい事を実現する為の最低限の手段でしかないと僕は思っているから。

僕にとって何より大事なものは、「自分が自分であるという感覚」と「その感覚を与えてくれる多くの存在」だと忙殺される毎日が教えてくれる。

休みの時間を利用して久しぶりに親友や兄貴と連絡を取り合ったんだけど、皆それぞれ自分のやりたい事を実現するべくやるべき事をやっているという事をやっているという話を聞いて頑張らないと自分も負けてられないと思ったよ。

それぞれの闘いの舞台は違うけど、見ているものは同じだと感じました。

それにね、「もしも君が迷ったら何でも言ってくれ」と言ってもらえた事が嬉しかったな。

今は不安な事はないけれど、きっと営業をしていくうちには結果が出なくて落ち込む事だってあると思うけど、僕はひとりじゃないんだなって思えば怖いものなんて何もないね。

先日のeureka-30さんの日記に

「ゆめをみることは迷いなく進むことじゃないだろう 何もかも拾い集めて傷も残って 自分になってくことだろう」

という言葉があって、僕はとても勇気付けられたんだけど、本当にその通りです。

結果が出せるかどうかは確かに重要で、社会に属している以上はどの世界にいようが結果が求められるのは事実。

でも結果だけが全てじゃない、もっと大切なものだってあるはずだ。

例えば音楽や芸術は販売数という結果(数字)によって評価されるけれど、数字が大きいからって必ずしも何かを与えてくれる訳じゃない。

逆に言えば結果(数字)を出せなかった音楽や芸術から何かを与えてもらう事だってたくさんある。

僕は少しでも誰かに何かを与えてあげられる人間になりたい、この世の全てから何かを得られるような人間になりたい。

その為に今は地面に倒れこもうが、泥水啜ろうが食らいついて生きていくよ。

夏に大事な人達に会える時までには少しでも成長した自分を見せられるように明日からも頑張ります。

『いつか教えてくれた名もない花 路上の上に咲き乱れ 時の流れに身をまかせても 変わらない微笑を』