ばらの花

Aki-hito2006-08-12


世間的には今日からお盆休みということもあり、行楽地は人で溢れかえってるんだろうなぁ。

そんな事を考えながら今日は出社時間がいつもより一時間以上遅いので、ゆったりとした時間を過ごしてます。

自分はといえば今日と明日は何故かお仕事で、展示場に朝から晩まで待機することに。

「お盆には時間があるから展示場にお客様が来場する確率が高い。」…と会社的には考えているみたいだけど、わざわざ連休中に家を見に来ないだろう、と。

逆に言えば来てくれたお客様は余程暇な方か、余程家に興味があるかという方なので、後者が来てくれる事を願いつつ待機をしてますが。

その展示場も支店長の指示で「夏らしく、ノスタルジーを感じさせる仕様にするように。」(イマイチ意味が分かりませんが…)との指示を頂いたので、先日、風鈴や簾、浮き輪やヨーヨー、紙風船、お面等で飾り付けをしてみた。

「風鈴の代わりにLeonard KamhoutのTear Bellをぶら下げておけばもっと良い音するよ。」という同期の言葉は流して、最後の仕上げとして永遠のフレーズ『冷やし中華始めました』にならって『分譲地始めました』というのぼりを立てようと考案するもあえなく却下されて少し残念…共感してくれた上司もいたけれど。

結果として縁日の屋台仕様になり、何を扱ってるのかよく分からない受付になってしまったが、堅苦しい雰囲気は無くなったので幾分訪ねてきやすいようになったかとは思う。

また、感覚というのは視覚的に与えられる印象だけでなく、聴覚的に与えられる印象も大事とも感じた。

というのは展示場に待機する際には外にテントを張ってその中で待機をしているのだけど、皆さん体験している通りに今年の夏は例年に比べて暑いのでサウナ状態でだれている訳なんですが。

風鈴の音色が聞こえるか聞こえないかで幾分涼しさが変化しているように感じるんですね。

きっと科学的に検証すれば、体感温度は物理的に感じるものであって、音がするかしないかで変化などはしないと思うのだけれど、実際にあるのとないのとでは体感温度が変化しているように感じるので不思議だなぁなんて思ったりもした。

これは例えばカレー屋の匂いを嗅ぐと妙にカレーを食べたいと思ってしまったり、屋台の焼きそばを炒めている音を聞くと焼きそばを食べたいと思ってしまうのと同じような事で、人間は触覚や視覚だけでなく聴覚や嗅覚も大事な要素なんだと改めて納得してしまった。

…と、朝早くからそんな事を考えているあたり自分は結構暇な人間であると思ったりもするけれど、今日と明日さえ乗り切れば僕自身にも数日間のお盆休みが訪れ、僕の会いたい人達に会う事も出来るし、やりたい事もやれるので今日も一日ジンジャエールでも飲みながら頑張ります。

浴衣のお姉さんでも来場すればいいのに…、そんな想いを胸に今から仕事に行って来ます。