断章 -Piece of Memories-

Aki-hito2006-06-21


先週末の土曜日より今週頭の月曜日まで、諸事情により実家のある神奈川県へと帰郷していたけれど、一ヶ月ぶりの帰郷は今の自分にとっては大変有意義な時間を過ごせた。

そもそも帰郷の理由事態が従兄弟の結婚式の為であり、自分にとっては嬉しい理由によるものだったが、帰郷によって会いたいと思っていた人達に会えた事が何よりの喜びだったし、今の自分にとっての最高の励みになったよ。

まずは家族に会えた事、家族が全員揃って元気で居てくれて自分を迎え入れてくれる事がこんなに嬉しいことなんて働いて一人暮らしをするまでは気が付かなかったな。

久しぶりに食べる家の御飯を、何処で食べるどんなものよりも美味しいと実感するのも社会人ならではの感覚なのかもしれないね。

また、自分が働くことで今まで両親がどんな苦労をして自分を育ててくれたのかということが少し分かったような気がしたし、これからは少しづつでも何かを返していかなきゃならないし、返していきたいと思った。

両親も元気でいてくれて嬉しいけど、空(ウェストハイランドホワイトテリア)も、もうそろそろ一歳になるということもあり、一ヶ月前に会った時よりも心なしか大きく成長してくれていて何よりでした。

それから僕にとって一番大切な人が元気で居てくれた事、いつもの最高の笑顔で「おかえりなさい」って迎えてくれた事が最高に嬉しかった。

電話では毎日話しているけれど、直接相手の顔を見ながら話をする事が出来るのってなんて幸せな事なんだろうね。

特に何をしていた訳でもなく、一緒に御飯を食べて、一緒に空の散歩に行って、一晩中話しても話題は尽きなくて、そんなありふれた一日を二人で過ごしただけだけどそれが何にも代えられない最高の時間。

唯一のイベントとしては、前々から約束で自分の手料理を披露してみたものの、満足してもらえるか不安だったけれど、満足していただけたようで何よりだったし、幸せそうな顔して御飯を食べてくれる人っていいなぁって思いました。

次は相手に作ってもらう約束をしようとしたら、かなりの勢いで拒否されたのは悲しかったけど、何時の日にかの楽しみという事でそれは納得した(笑)

そんな時間を過ごしながら、この人が笑ってくれるなら僕はどんな事でも頑張れると思ったし、この人を幸せにする為に今よりも、もっともっとすべての事に対して努力をしていかなければならないと自分自身に誓えるくらいに何よりの励みにもなった。

今は住んでいる場所が大幅に離れているので寂しい想いをさせてしまっているけれど、いつか胸を張って迎えに行ける様な人間に自分がなるべく成長していかないとね。

最後に久しぶりに親友に会えた事も嬉しかったな。

親友は人間的なタイプとしては僕とは正反対だと思うけれど、一番大事に思っている部分は重なっているように思えるから最も信頼しているし、同時に良い意味で負けたくないと思えるライバルと思えるような人間です。

だからいつも本音で話をするんだけど、今回は自分の急な予定にも関わらず都合をつけて会いに来てくれた事が嬉しかった。

短い時間で色々話をしたけれど、僕自身が自分の夢に向けて歩んでいるのと同様に、彼も自分の夢に向かって歩いているのを実感できて良かったなぁと思う。

夢の形も、進んでいる業界も全く違うけれど、これからもお互いに認め合いながら高めあえるような関係でありたいと思ったよ。

だから彼にも負けないように今自分に与えられた仕事を120%達成できるように、少しでも前に進めるように頑張りますよ。

家族・彼女・親友と自分にとって最も大切な人達と再会を果たして、仕事に対するモチベーションも向上し、自分自身にも一時の潤いを持つ事が出来て良い休日になったと思えたこの三日間。

現場での実習も早いもので残すところ残り二日間となり、今週末からは営業職の為の研修が始まり、研修が終るといよいよ本格的に営業としての仕事が始まる前の最後の余裕のある時間を有効的に過ごせて良かったな、自分。

営業職に就いたらそうそう簡単に休みはとれなくなるから、今までの様には会ったりする事は難しくなるかもしれないけれど、距離や接している時間が全てじゃないって皆が教えてくれたから、今は自分のやるべき事をしっかりと実行して、再会する際には少しでも自分の成長が見せられるように頑張ろうと思ったし、実際に結果を見せないとね。

「孤独の夜越えて 廻る情景に想いも重ねて 心の声届け 言葉でなくても どんなに離れていても… どんなに時間が過ぎても…」